浦和事件、ふたたび…。

まずはじめに。
表題は、「浦和レッズサポーターvsガンバ大阪サポーターの、小競り合い事件」でわありません。
まあ、レッズ好きとしては、「浦和レッズ、どげんかせんといかん(!?)」とわ思うが。
そのうち客が暴れるよ(^(00)^;;

「民主 検事総長の聴取検討」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090310-00000086-san-pol
民主党に対し厳しい世論が形成され、小沢辞任論が一気に強まるのを牽制(けんせい)するねらいがあるとみられる。」だってさ。
やるんじゃないかとは思っていたが、やるんですね、わかります。
戦後の混乱期に起きた、憲法上有名な「浦和事件」。裁判に関する問題だが、判決の内容より、その後の国会と裁判所との関係が問題となった。
国政調査権は議院に属する(憲法第62条)(※1)ところ、参議院が現在、民主党を中心とする野党多数であることから、同調査権の行使が問題となると考えられた。しかし、同調査権の行使には、三権分立の見地から、一定の限界が伴う。
(※1)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95%E7%AC%AC62%E6%9D%A1
浦和事件の概要及び国政調査権についての解説は、下記参照。
http://www.jicl.jp/now/date/map/11_01.html
http://allabout.co.jp/career/politicsabc/closeup/CU20060306A/index2.htm
浦和事件そのものは、地裁の判決について「刑が軽すぎる」と議員がかみついたといった内容であるが、検察及び捜査についても、「準司法機関」として、調査権は及ばず、独立が守られるべきとするのが通説である。
下のサイトから引用:
「なお、検察の情報などについても、司法権と同様、独立性が必要として国政調査権の対象外とするというのが、大方の学説の意見です。」
ネット上では、「検察は行政機関だから、権力の意図どおりに恣意的に動くものである」と書いている方もいらっしゃいますが。
しかし、これを認めると、「裁判官だろうが、検事だろうが、おれらの気に食わん判決、捜査をした奴は、国会にしょっ引いて、とっちめてやる!」もおKになってしまいますね。心配です。
さらにいうと、「自分らが国会の多数を取ったら、国民の総意なんだから、国策捜査に黙って従ってもらいます」ってなるんですね、わかります。
だから、自公は過半数を失って下野すべきと思うものの、民主党に単独安定多数を与えるのはよした方がいいと思います。
私はあなたとは違うんです
でわ。

http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20090308