帰京始末記3(終)。

夜が明けた。鳥取県日南町辺り。バリ圏外である(笑)。
最終日は月曜であった。土日なら「ホリデーパス」で関東圏内乗り放題とゆう手もあるが、平日なんで、「発駅⇔東京都区内自由乗降」キップで出かける。
東中野の「ポレポレ東中野」で「沈黙を破る」を見る。
備忘録として、簡単に。
ヨルダン川西岸のパレスチナ人の抑圧状況が前提として良く描写されているし、イスラエル人退役軍人の加害行為の自白は衝撃的ですね、わかります。
しかし、彼等の自白は、ある意味「愛国的市民の、義務としての内部告発」なのである。
金光翔氏が「佐藤優現象」告発の、一連の著作の中で、日本の「左派・リベラル」が「シオニスト左派」化する危険を訴えている。本編映画を見て、パレスチナ人と「シオニスト左派」の間には、暗くて深い河があると思わされた。
そして、この国の「左派・リベラル」ブログ言論について。
大概のブロガーは、「私達は、真の多数派です。先進的です。優れています。」とゆう文脈で主張しているように見受けられる。
イスラエル問題が、シオニズムの克服しか道が無いこととパラレルに考えれば、「真の多数派」が実権を握って何が変わるか、少数派の抑圧につながらないか、考えるべき課題は残ると見るのが相当である。
でわ。