「これはひどい…」(言論の自由編)。

言論の自由表現の自由
憲法の条文をまずコピペ。
第21条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
2 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。
まず、原則として制約は無く、特に検閲は絶対的禁止であること。
(但し、「何を言ってもいい」というわけではないので、「内在的制約」はあるし、
「内容中立規制」の可能性もある。)
そして、Double standardの学説、判例
ダブスタ」いうと人聞きが悪いですが。
人権の中で、経済的自由は後で埋め合わせがきくケースが多いが、
精神的自由は、繊細であり、民主政治の保障に欠かせないという重要な特質を持ち、
経済的自由に優越する。その中心に位置するのが表現の自由だと。
表現の自由を萎縮させる制約(chilling effect)は、出来うる限り排除されるべきという。
憲法の講義を聞いとると、耳タコになる(^(00)^;;
また人様におんぶにだっこだが、勇気あるエントリ。
きまぐれな日々 選挙制度改悪を批判できない言論に権力の「弾圧」は不要だ
前提として、「弾圧よ、キイキイ」という言説が広がっていることを指摘。
「人気ブログランキング」ポイント急減問題(その3): 植草一秀の『知られざる真実』
カナダde日本語 政府によるブログ検閲が始まったようだ
>政府によるネット言論の制限が取り沙汰されるが、日本には権力による言論弾圧など不必要なのではなかろうか。なぜなら、勝手に自主規制してくれるから。連日自公政権打倒を叫び、民主党は国民の味方で自公政権は大企業やアメリカの味方だと連呼して急成長した有名人のブログは、なぜか選挙制度のことを全然書かないし、そのフォロワーたちもみな右に倣えだ。この「右に倣え」がくせものである。
論者に対し、全て同意するわけではないが、この件についてはごもっともである。
そもそも、「検閲」というが、検閲の定義って、どうよ?
最高裁によれば、行政権による事前抑制という。
行政権云々は措くとして、「事前抑制」には、一定の意味があると考える。
むろん、「事後抑制」であっても、焚書とか、伝達禁止とかは大いに問題だし、
ネットで言えばサイトの強制閉鎖、コンテンツの無断削除であれば発表者を害するけれど、
これらのブログは、今普通に見られるんじゃね?
“ランキング”うんぬんについては、キイキイとしか聞こえん。
そも、これらの人々は、言論の自由につき配慮する姿勢を貫いていたか?
キヨシローが亡くなって間もない5/4の夜中、送ったメール再掲。
>Youtubeで、忌野清志郎の「あこがれの北朝鮮」を聴く。
「おーいキム(^o^)/って呼ぶと、みんな振り向く」とか、「海岸にアベックでいると、タダで連れてってくれる」とか、笑っていいのか悪いのか?

これしゃれなっとらんな。さすがに放送は出来んやろが。Youtube GJ!やね。
削除されとらんのを見て、キヨシローもあっち(←どこ?)でニヤニヤ??
でもこの晩は、その直前にTV放送されたネタも絶品で、爆笑もんであったのね。
桑田佳祐の「空耳アベーロード」。
http://knn.typepad.com/knn/2009/05/%E6%A1%91%E7%94%B0%E4%BD%B3%E7%A5%90%E3%81%AE%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E5%AF%85%E3%81%95%E3%82%93-%E3%82%A2%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89-%E6%9C%80%E9%AB%98.html
認証がかかっています
Youtubeは、削除されております。ごめんね、ごめんね〜…
ただ、ここで指摘されているような問題が…
「アベーロード」のBecause(=民主党)について考える: つれづれ日記
噛みついたのは、
フジ桑田佳祐音楽番組にまで偏向の魔手: 植草一秀の『知られざる真実』
カナダde日本語 悪徳ペンタゴンが政権交代阻止のため桑田佳祐まで利用 (『桑田佳祐の音楽寅さん』動画あり)
それっておいしいの?
「志位とフィリピンパブ」いうのもあったし、「DAIGOと出雲のじいちゃん」いうのを聞いた時には、「大丈夫かTSK!」とか心配してしまいましたが*1共産党の闘士も、出雲の政財界の大物も、熱湯浴さんたちもスルーしたんに。
それって、chilling effectじゃね?
「禁反言の法理」いう言葉があるんですよ、法律業界には。
何やわからんやろうけど、通俗的に言うと、「ダブスタ禁止!」とイコールかな?
「ゴミ売りなんて、潰れろ」とか言うてるから、マスゴミ表現の自由も圧迫ですね、わかります。
民主党政権樹立の暁には、新聞は「プラウダ」だけかな。さみしいな。
でわ。

*1:TSK開局以降の社主が、竹下の後援者であるのは、公知の事実。wikipedia:山陰中央テレビジョン放送wikipedia:田部長右衛門